私は娘が3歳の時に、乳がんが発覚しました。
幸い、初期でありリンパ節に転移なし、進行はゆっくりなタイプのがんだったので、
・手術
・放射線治療
・ホルモン療法(リュープリン注射2年半、タモキシフェン飲み薬10年) という治療法となり、
現在は飲み薬を続けています。
娘が幼稚園入園後すぐの発覚だったので、
連日の検査、待ち時間の長い大病院への通院、平日毎日の放射線治療1か月、副作用あり…の
幼稚園ママ生活は、なかなか厳しい時も多かったです…。
周りのママさんのようにアクティブに遊びに連れていってあげられなかったし、
親子遠足も主人に行ってもらいました。
仲良しママさん達が、主人と娘が孤立しないように、お弁当時間も同じ場所へ誘ってくれたり、
私が行けない分、娘の写真をたくさん撮って送ってくれたり、
トイレ休憩で、1人だけ主人と男子トイレへ行かなくてはいけない娘を気遣って、
お友達ママが一緒に女子トイレに付き添ってくれたり…
ここまで書いてきて、感謝の気持ちがよみがえり泣けてきました…。。
倦怠感やホットフラッシュ、頭痛、尋常じゃないほどの寝汗(夜中にすべて着替えてもシーツや布団はびっしょり…)など副作用がありながらも、
幼稚園終わりにお友達と近場の公園で遊べたり、
行事に参加できたりと、なんとか幼稚園生活を満喫することができました。
小学校を入学すると、送迎がなくなるのでだいぶ身体的に楽になりました。
そして帰宅時間も遅くなるので、調子が悪い日でも休める時間が増えました。
しかし何年もホルモン療法を続けていると、
ある時から急に体調のいい日がほぼなくなり、
胃の不調、倦怠感、頭痛などがひどく、婦人科系の調子も悪く1年以上続きました。
内科や胃腸科へ行き、胃カメラや大腸カメラは異常なし、
婦人科や乳腺外科へ行っても、ホルモン療法をしているから何も他の治療はできず…。
ずっと身体の調子が悪いので、精神的にも不安定になり、心療内科で微量ですが安定剤や漢方も処方してもらいました。
どんどん食べられなくなるので、元々痩せ型の私はだいぶ体重も落ち36㎏になってしまい、
ずっと横になっていることしかできなくなりました。
ここでようやく休薬することを決め、
内科でも診てもらうと「機能性ディスペプシア」との診断を受け、
消化器系の薬を処方してもらい、
少しずつ、少しずつ、調子を取り戻してきました。
自己肯定感が低い人間なので、この病気によっても
周りと同じように元気に動けない、PTAの仕事や自治会の仕事が満足にできない、
その分代わってやってくれている方がいるなかで、
できない自分に常に焦りを感じてしまいます。
今はとにかくゆっくり療養するべきだと、だれもが優しく言ってくれるのですが。。。
なかなか難しいですね。
頼ることも甘えることも苦手な私は、申し訳なく思ってしまってそれがストレスとなりやすいので
気をつけようと思っています。
今は休薬しているのですが、もう少し体力がついたらまた飲み薬を再開しないと、
今度は乳がん再発の不安が増えてきてしまうので、
まずは今できることを…する!
体重を増やし、体力をつけることをがんばります!
主人と娘と穏やかに過ごせることをまず第一に、
無理せずやっていこうと思います☆
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